第39回春のインターウニ参加者を募集します!

楽しくてためになるドイツ語合宿ゼミです。奮ってご参加ください

日時: 2024年3月8日(金)~ 12日(火)

場所: 山中湖「平和荘」山梨県南都留郡山中湖畔平野1875) 

参加費: 39,000円 (授業・教材費、4泊5日の宿泊費、食事代を含む。)

募集人数60名程度(ドイツ語を学ぶ大学生・院生、ドイツ語を学んだ社会人を対象とします。高校生の場合は保護者の同意が必要ですので申し込む前に実行委員会にご連絡ください。)

Interuniseminar, März 2018

講師(予定)相澤啓一(獨協大)、FUJISAWA David(獨協大)、HENDRICKS, Christoph(東京外語大)、井口祐介(明治大)、鎌倉澄(学習院大)、木戸啓絵(東海大)、丸山達也(獨協大)、NGO, Lena (Die Deutsche Schule)、小野二葉(筑波大)、PFEIFER, Matthias(静岡県立大)、佐々木優香(筑波大)、SCHMIT-NEUERBURG, Viviane、 高橋優(福島大)、ZÖLLNER, Reinhard (ボン大)ほか

NEU!: 募集は終了しました。

多数のご参加、ありがとうございました。

 

申込み締め切り2024年2月20日(火) 

主催インターウニ・ゼミナール実行委員会 

協力Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)

TEACHダブルディグリープログラム(筑波大・ボン大・高麗大による共同修士課程)

このご案内の印刷用パンフレット(PDF)はこちら

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今回のゼミのテーマ

激動の世界と私たち

Unsere Generation in einer Welt im Wandel

テーマ解説

 1978年以来ほぼ毎年開催してきたインターウニが5年ぶりに再開します。思えばこの5年間、何という激動の連続だったことでしょう! 2020年にはコロナが蔓延して世界のさまざまな機能が停止しました。学校の授業がオンラインになるなど、それまで当たり前だった日常生活の全てがすっかり変わってしまいました。日本はほぼ鎖国状態となり、飛行機がほとんど飛ばなくなったドイツには留学もできない時期が続きました。

 コロナが少しおさまってくると、元首相が暗殺され、日本の芸能界を仕切ってきたジャニーズの犯罪が露呈し、世界の気温は年々上昇し、日本円はユーロに対して4割近く円安となって、Chat GPTに代表される人工知能(AI)は社会を急速に変化させていきました。

 ロシアがウクライナに侵略戦争を起こすと国連が機能不全となり、ハマスからのテロ攻撃に驚いたイスラエルが1万人を遙かに越える市民を虐殺し続けてもアメリカやドイツといった国々はイスラエル支持の立場を貫き、「ダブルスタンダードではないか」と批判されるようになりました。こうして、それまで西側諸国が「共通の価値」として大切にしてきたはずの人権や民主主義や法治国家といった理念もグローバルな視点から見ると色褪せ、戦後ドイツが国是としてきた「過去の反省」の形骸化にも少なくとも日本では深刻な問いが投げかけられ始めています。この5年間もう少し明るい話題が多ければよかったのに、と思わずにはいられません…..

 学生のみなさんは、こうした激動の中で青春を過ごしている世代です。世界の激しい動きに翻弄されながら、これからの社会の担い手として、きっといろいろなことを日々感じ、観察し、考えてきたことでしょう。今回のインターウニでは、そうした思いを振り返り、ドイツ語でも表現して議論していきたいと思います。

 もちろんそれぞれの授業グループでは、それぞれのレベルにあったドイツ語授業が中心となります。でもゼミの後半には、同じような関心や問題意識を持つ人たちと一つのテーマを選んでグループを作り、ドイツ語でのプレゼンを試みてみます。習いたてのドイツ語でそんなことをするのは大変そう、と思う人もいるかもしれませんが、心配はいりません。教員だけでなくドイツ人留学生のみなさんも一緒になって議論し、ドイツ語での表現を助けてくれるので、インターウニではいつの間にかそこまで到達してしまうことでしょう。

インターウニは、「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶこと」と「大学生らしく批判的知性を磨くこと」という2つの目標を同時に追いかける欲張りな合宿セミナーです。初級からのドイツ語をレベル別少人数グループで学び、 議論を通して実際にできる限りたくさん使ってみるというインターウニならではのドイツ語の学び方で、新しく知り合う日独の多様な参加者たちとともに、言語や大学や世代を超えてドイツ語漬けの5日間、一緒にいろいろ考え、たくさん話をしていきましょう。

せっかく習い始めたドイツ語です
合宿ゼミで楽しく使ってみませんか?

  • ホームページから申し込みをすると、登録アドレス宛に実行委員会から受付確認メールが送られますので、それに従って参加費を、所定の口座に振り込んでください(詳細は受付確認メールでお知らせします)。 
  • 開催場所は山中湖畔です。東京方面からは新宿から山中湖〔平野〕行きの直通バス(片道2600円144分)が断然便利なので早めの予約をお勧めします。宿舎の「平和荘」は平野バス停から徒歩5分ほどです。(それ以外の東京方面からのバスについてはこちらを参照。また関西方面からは新幹線三島駅からバスを参照してください。ただし同じ山中湖でも「富士山山中湖(ホテルマウント富士入り口)」や「山中湖旭日丘」バス停で下車した場合はさらに路線バスを乗り継いで「平野」まで来る必要があります。電車を利用して富士急行「富士山駅」から乗り継ぐ場合も同様です。
  • 授業は、ドイツ語の語学力別に編成する10名程度の小グループで行います。事前の予習などは必要ありません。
  • 中日の3月10日午後には半日近い自由時間を予定しています。全体として授業などのプログラムがぎっしり詰まっているので、この時間はゆっくり富士山を眺めながら、山中湖畔を散歩したりランニングしたり睡眠補給したりして十分に休養を取ってください。参考までに、山中湖村での遊び方の観光パンフレットはこちら
  • 申し込み後のキャンセルや部分参加申請は3月5日まで受け付けます。それ以前にキャンセル連絡があった場合は全額返金しますが、それ以降は宿舎への支払いが発生するため、実費分を差し引いた返金額となります(詳しいことは申込みに際してお知らせします)。
  • そもそもインターウニとは何なのか? また、春のインターウニのコンセプトこれまでゼミで扱われてきたテーマ一覧等については、インターウニのホームページ各サイトに詳しく掲載してありますのでご覧ください。(それぞれリンクをクリックしてみてください。)
  • ゼミに関するお問い合わせや、Web上での申し込みに問題が生じた場合などは、インターウニ実行委員会までお問い合わせください。

この記事を書いた人

インターウニ・ゼミナールを運営しているのはインターウニ実行委員会です。インターウニ固定メンバーによる実行委員会が毎回のゼミナールごとに担当教員を招待し、モティベーションの高い参加者のために全員がボランティアで授業や運営の仕事をしています。責任者は現在、相澤啓一(獨協大学特任教授、筑波大学名誉教授、ケルン日本文化会館前館長(2019-23))が務めています。

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