第40回春のインターウニ 参加者を募集します!

楽しくてためになるドイツ語合宿ゼミです。

奮ってご参加ください

日時: 2025年3月7日(金)~ 11日(火)

場所: 山中湖「平和荘」

山梨県南都留郡山中湖畔平野1875) 

参加費: 41,000円 

(授業・教材費、4泊5日の宿泊費、食事代を含む。)

募集人数60名程度(ドイツ語を学ぶ大学生・院生、ドイツ語を学んだ社会人を対象とします。高校生の場合は保護者の同意が必要ですので申し込む前に実行委員会にご連絡ください。)

講師相澤 啓一(獨協大)、BILIK, Eva(東京外語大), FUJISAWA, David(獨協大)、 HENDRICKS, Christoph(東京外語大)、井口 祐介(明治大)、鎌倉 澄(学習院大)、KANEMATSU, Nina (筑波大)、NGO, Lena (Die Deutsche Schule)、沼畑 向穂(東京外語大オープンアカデミー)、PFEIFER, Matthias(静岡県立大)、佐々木 優香(獨協大)、SCHMIDT-NEUERBURG, Viviane, ほか         

ゲスト: MENTLEIN, Marei (職業:ドイツ人)

申込み締め切り2025年2月15日 (なお、それ以前でも応募者が定員を満たした段階でキャンセル待ちとなりますが、締め切り後でも空きがあれば受け付けますので、お問い合わせ下さい。)

主催インターウニ・ゼミナール実行委員会 

協力Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)

Double-degree Programm TEACH(筑波大・ボン大・高麗大による日独韓共同修士課程・ダブルディグリープログラム)

このご案内の印刷用パンフレット(PDF)はこちら

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今回のゼミのテーマ

 世界の未来と私たち ー これからの数十年

Zukunftsfenster: Ein Blick in die nächsten Jahrzehnte

昨年3月にコロナ休眠から4年ぶりに復活した春のインターウニは、第40回の記念ゼミを開催します。春のインターウニが初めて開催された1981年当時、日本はまだ経済成長のさなかでしたが、まだPCも携帯もネット環境もなく、手書き・ガリ版印刷の名簿や資料を使ってのゼミ運営でした。その後、誰も予想しなかった形で東ドイツが崩壊してドイツが統一し、バブル経済が崩壊して日本の「失われた30年」が始まり、そして皆さんが誕生しました。今では中国が超大国に成長し、ロシアが隣国を侵略し、世界各地で人権や「法の支配」などの「共通の価値」がますます公然と侵害され、そしてAIが人間の多くの能力を凌駕し始めました。スマホなしの生活はもう考えられず、そしてそのスマホには日々フェイクニュースや匿名の中傷や詐欺メールが溢れています。たった数十年前、インターウニが始まった頃には誰も想像しなかったことばかりです。


私たちの暮らしも社会も国際関係もたった数十年でこんなに激変しました。日頃私たちは世界の変化をあまり意識しませんが、こうして見ると、私たちは実は激動する世界の大波の波間を小舟で漂っているに過ぎないかのようです。であればなおさら、私たち自身の未来が今後どう推移するのか気になります。そこで今回のインターウニでは、皆さんが就職して現役生活を引退するまでの数十年間に、日本が、ドイツが、そして世界がさらにどう変わるのか、さまざまな角度から考えてみましょう。今回ゼミで作るのはZukunftsfenster、すなわち未来を覗く「窓」です。この窓を通して私たち自身の将来を想像しながら、マライ・メントラインさんもゲストにお招きし、多くの参加者とドイツ語と日本語で議論して、近未来に直結するドイツ語を学んでいくことにしましょう。


もちろんそれぞれのドイツ語授業グループでは、参加者それぞれのレベルにあったドイツ語授業が中心となります。ゼミの後半では、同じような関心や問題意識を持つ人たちと具体的なテーマを選んでグループを作り、ドイツ語でのプレゼンを試みます。「習いたてのドイツ語でそんなことをするのは大変!」と思う人もいるかもしれませんが、教員だけでなくドイツ人留学生のみなさんも一緒になって議論し、ドイツ語での表現を助けてくれるので、きっといつの間にかそこまで到達していることでしょう。


インターウニは単なる語学学習ゼミにとどまらず、「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶこと」と「大学生らしく批判的知性を磨くこと」という2つの目標を同時に追いかける欲張りな合宿セミナーです。初級からのドイツ語をレベル別少人数グループで学び、議論を通して実際にできる限りたくさん使ってみるというインターウニならではのドイツ語の学び方で、新しく知り合う日独の多様な参加者たちとともに、言語や大学や世代を超えてドイツ語漬けの5日間、一緒にいろいろ考え、たくさん話をしていきましょう。


インターウニは、「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶこと」と「大学生らしく批判的知性を磨くこと」という2つの目標を同時に追いかける欲張りな合宿セミナーです。初級からのドイツ語をレベル別少人数グループで学び、 議論を通して実際にできる限りたくさん使ってみるというインターウニならではのドイツ語の学び方で、新しく知り合う日独の多様な参加者たちとともに、言語や大学や世代を超えてドイツ語漬けの5日間、一緒にいろいろ考え、たくさん話をしていきましょう。

せっかく習い始めたドイツ語です
合宿ゼミで楽しく使ってみませんか?

  • ホームページから申し込みをすると、登録アドレス宛に実行委員会から受付確認メールが送られますので、それに従って参加費を、所定の口座に振り込んでください (詳細は受付確認メールでお知らせします)。 
  • 開催場所は山中湖畔です。東京方面からは新宿から山中湖〔平野〕行きの直通バス(片道2600円144分)が、乗り換え不要で便利です(利用1ヶ月前から予約可なので、2月になったら早めの予約をお勧めします。宿舎の「平和荘」は平野バス停から徒歩5分ほどです。(それ以外の東京方面からのバスについてはこちらを参照。また関西方面からは新幹線三島駅からバスを参照してください。ただし同じ山中湖でも「富士山山中湖(ホテルマウント富士入り口)」や「山中湖旭日丘」バス停で下車した場合はさらに路線バスを乗り継いで「平野」まで来る必要があります。電車を利用して富士急行「富士山駅」から乗り継ぐ場合も同様です。
  • 授業は、ドイツ語の語学力別に編成する10名程度の小グループで行います。事前の予習などは必要ありません。
  • 中日の3月9日午後には長めの自由時間を予定しています。全体として授業などのプログラムがぎっしり詰まっているので、この時間はゆっくり富士山を眺めながら、山中湖畔を散歩したりランニングしたり睡眠補給したりして十分に休養を取ってください。参考までに、山中湖村での遊び方の観光パンフレットはこちら
  • そもそもインターウニとは何なのか? また、春のインターウニのコンセプトこれまでゼミで扱われてきたテーマ一覧等については、インターウニのホームページ各サイトに詳しく掲載してありますのでご覧ください。(それぞれリンクをクリックしてみてください。)
  • 申し込み後のキャンセルや部分参加申請は3月5日まで受け付けます。それ以降は多少のキャンセル料が発生する可能性があります。(詳しくは申込みに際してお知らせします。)
  • 食事や集団生活に不安や問題のある方は参加申込みに際して必ず詳細をご相談ください。できる限りの対応をいたしますが、当ゼミスタッフだけでは対応が難しいと思われる場合は、ご本人、また他の参加者のリスク回避のために参加をお断りする場合もあり得ることを予めご了承ください。
  • ゼミに関するお問い合わせや、申し込みに問題が生じた場合などは、インターウニ実行委員会(https://interuni.jp/kontakt/)にお問い合わせください。

この記事を書いた人

インターウニ・ゼミナールを運営しているのはインターウニ実行委員会です。インターウニ固定メンバーによる実行委員会が毎回のゼミナールごとに担当教員を招待し、モティベーションの高い参加者のために全員がボランティアで授業や運営の仕事をしています。責任者は現在、相澤啓一(獨協大学特任教授、筑波大学名誉教授、ケルン日本文化会館前館長(2019-23))が務めています。

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