韓国からのゲスト・ドイツ語圏からのインターン生

インターウニでは夏も春もここ数年、韓国からゲスト(教員および学生)をお招して一緒に議論しています。
韓国からゲストに来ていただくのは、ゼミのテーマについて韓国からの情報が興味深いからだけではありません。私たちがアジアの地でドイツ語を学ぶ意義や学び方を考えるとき、お隣の韓国のドイツ語教員や学生たちのお話は、とても刺激になると思うからです。また、ドイツ語をコミュニケーション言語とすることで、アジアの隣人と初めて対等に対話できる話題や経験もたくさんあります。こうした貴重な交流を資金的に可能としてくださっているゲーテ・インスティトゥートには、改めて感謝いたします。こうした交流を通じて、韓国にも韓国インターウニ(Kis-DaF)が2009年に誕生し、私たちと交流を続けています。

またそれに加えて、ドイツ語圏から日本に留学中の学生も何人かお招きし、Praktikant(in)としてさまざまな仕事をしてもらっています。ゼミでのグループ授業などではどのグループにもドイツ人学生が配置されており、参加者の発言や学習の手助けをしてくれますから、皆さんにとってドイツ人学生たちは、教員とは全く違った身近な話し相手として、また新たな友人として、欠かせない存在となるでしょう。

この記事を書いた人

インターウニ・ゼミナールを運営しているのはインターウニ実行委員会です。インターウニ固定メンバーによる実行委員会が毎回のゼミナールごとに担当教員を招待し、モティベーションの高い参加者のために全員がボランティアで授業や運営の仕事をしています。責任者は現在、相澤啓一(獨協大学特任教授、筑波大学名誉教授、ケルン日本文化会館前館長(2019-23))が務めています。

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